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FileMaker

FileMakerの時刻表示を、ポップオーバーを使って使いやすくする

時刻の入力を便利に

FileMakerの日付入力は「ドロップダウンカレンダー」によって便利にすることができます。 

時間についてはこのようなものがなく

・フィールドの時刻を直接編集する

しかありません。 

今回はこちらを改善してみました。

実際の動作

  • ボタンバー
  • ポップオーバー

の2つを利用して実装しています。
ボタンでなく「ボタンバー」なのは 

  • ボタン内で計算式を利用したい

ためです。

ボタン部分の実装

設定した時刻を表示します。 

  • 秒の部分は表示しない(いらない)
  • フィールドが空欄の場合は、エラーにならないように表示を調整

することに注意しています。 

ポップオーバー(開く時)

開く際に 

  • 今回操作したいフィールド名をグローバル変数に指定

しています。これはスクリプトを使い回ししやすくするための処理です。 

時・分指定ボタン

時と分のそれぞれのボタンがありますが、処理の流れは共通しています。 

  • 既存の時刻を取得
  • その時刻の該当部分を変更

しています。 

空欄への対応

万が一フィールドが空欄の場合に、そのまま処理しようとすると 

  • 存在しない時間を変更

することになり、おかしな動作になります。 

そのような状況を回避する為、空欄の場合は 

  • 「0:00:00」

を代入する処理も行っています。 

ポップオーバー(閉じる時)

閉じる際に 

  • フィールドを指定したグローバル変数を空に

しています。
こうすることで複数の時刻の編集にも柔軟に対応できます。 

ボタンバー+ポップオーバーの良いところ

  • ボタンを複製すれば、気軽にどこでも使える

これができるのがこの仕組みの良いところだと思います。 

ポップオーバーを開く時に 

  • 操作したいフィールド

を引数内に指定しています。
これを変更すれば、簡単に他の時刻にも流用することができます。


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