a-blog cmsでエラーが出たときに、慌てないために
a-blog cms Advent Calendar 2023 6日目の記事になります。
エラーに正しく対応するために
a-blog cmsでは、3.1.0より
・監査ログ
が導入され、エラーの発見がしやすくなりました。
ですが、
- 思い込みでエラーを見逃してしまったり
- 慌てて対応を間違ってしまったり
しないように。
解決までのポイントを上げていきたいと思います。
監査ログがメールできたら
まずは「エラーかも」と思って対応しましょう。
ただし、キャッシュがうまく消去されずにエラーメールが届くこともあります。
つい「キャッシュ関連のメールかな」と思ってしまうと。
ミスを見逃す第一歩です。
複数回、短時間に同じメールが届く場合は、エラーが実在する可能性が高いです。
実際に届くメール
メール本文にある
・内容
をしっかり確認しましょう。
この部分を思い込みで判断しないことが大事です。
エラーが発生したらデバックモード「ON」に
運用上の問題がなければ、思い切って
- デバックモードをON
にしましょう。
そして
・実際にエラーが起きているページ
を確認します。
エラーは起きている回数だけ出現する
エラーの起きたページをよく見てみると
・エラーの起きている回数だけ、エラー内容が出現しています。
この数を数えることで、どの部分にエラーがあるのかを推測できます。
今回は
- モジュールユニット
がちょうど4回使われていました。この辺りが怪しい。
実際にミスがあったテンプレート
今回は
【END unit:loop】
が抜けていたのが原因でした。
こちらを修正、再アップロードすることで、問題は無事解決され…
ません!
キャッシュの削除を忘れずに
キャッシュの削除をしないと、キャッシュがクリアされるまで、エラーが出続けることになります。
また、正しく修正が終わったら、
- デバックモードを「OFF」
にしましょう。
余談:ChatGPTにエラーを投げても、問題は解決しない
デバックモードにしたときに出るエラー。これをChatGPTに投げると、エラーについて返答してくれます。
ですが、返答は、
- phpにエラーが出現している
と教えてくれるのみ。
a-blog cmsの階層化したテンプレートまで、深掘りして調査することはできません。
ChatGPTは便利ですが「ChatGPTが正しい」と思ってしまうと、実際のエラー箇所になかなか気づけない可能性がありますので、注意してください。
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