以下ChatGPTとやり取りした履歴を、最終的に記事にまとめてもらったものです。
今回は手直ししない方がわかりやすい為、チェックだけ行い公開いたしました。
ASAHIネットにもYahamaのサイトにも「最終的にこうしてください」というまとまった設定情報がない為、ここまで来るのにかなり寄り道をしてしまいました。
同じ環境の方は少ないとは思いますが、以下参考になれば幸いです。
はじめに
フレッツ光クロスとASAHIネットの固定IPアドレスを、ホームゲートウェイのXG-100NE配下に接続したYamaha RTX830で使うための設定をまとめます。
今回の環境では、管理画面で「接続」になっていてもWebサイトを開けず、設定後の再起動でも接続を確認する必要がありました。IPv6の取得方式、固定IPv4用のトンネル、DNSと更新通知を順に確認し、最終的にRTX830の再起動後もインターネットへ接続できています。
この記事は、その設定作業の記録です。XG-100NE配下のRTX830で、ASAHIネットの固定IPv4を使う構成を対象にしています。
1. 今回の接続環境
| 項目 | 今回の構成 |
|---|---|
| 回線 | フレッツ光クロス |
| プロバイダー | ASAHIネット |
| IPv4接続 | v6 コネクトの固定IPv4接続(IPIP) |
| ホームゲートウェイ | XG-100NE |
| ルーター | Yamaha RTX830 |
| RTX830のファームウェア | Rev.15.02.33 |
| ひかり電話 | 契約あり |
| 接続確認日 | 2026年10月3日 |
XG-100NEのLANポートとRTX830のLAN2を接続し、パソコンなどはRTX830のLAN1側に置いています。XG-100NEの下でIPv6を受け取り、RTX830で固定IPv4のIPIPトンネルを使う構成です。
設定を始める前に、RTX830の現在のCONFIGをバックアップしておきます。既存環境を変更する場合は、LAN側のアドレスなど、現在利用している設定を把握したうえで作業します。
2. ASAHIネットの設定情報を用意する
ASAHIネットの固定IP設定ガイドには、ホームゲートウェイを利用する方法と、自分で用意したルーターを利用する方法があります。今回はRTX830に設定するため、「お客様ご用意のルータを利用する場合」の「手動設定 情報」を確認します。
用意する情報は次の6項目です。
アップデートサーバURL
認証用ユーザーID
認証用パスワード
インターフェースID
AFTRエンドポイントIPv6アドレス
固定IPv4アドレス
これらはASAHIネットのマイページで確認します。認証用のID・パスワードは、この手動設定用に案内されている値を使います。
アップデートサーバURLは、今回の案内では次の値でした。
https://v6update.asahi-net.or.jp/prefix
ASAHIネットの項目名とRTX830の入力欄の名前は一部異なります。入力先の対応は、後述の表で確認してください。
3. XG-100NE側のv6コネクト設定
今回のXG-100NEでは、v6 コネクトの画面にあるDS-Lite機能を「無効」にした状態で、RTX830側に固定IPv4用のIPIP接続を設定しました。
XG-100NEの「配信済事業者ソフトウェア一覧」から「v6 コネクト」を開きます。XG-100NEの管理IPアドレスが 192.168.1.1 の場合、一覧画面の入口は次のURLです。
今回確認した画面では、次のように設定しました。
左側のメニューから「DS-Lite設定」を開く。
「DS-Lite機能動作状況」を「無効」にする。
「設定」を押して反映する。
ここで操作するのは、XG-100NE自身のDS-Lite機能です。IPv6の接続やRAの配信は、RTX830がIPv6を受け取るために引き続き使います。
この項目は今回の構成を再現するために記載しています。DS-Liteが有効だったことだけを、当初つながらなかった原因と断定できたわけではありません。
4. RTX830の管理画面で固定IP接続を設定する
LAN2のIPv6接続と「ひかり電話の契約」を設定する
RTX830の管理画面で「かんたん設定」→「プロバイダー接続」を開き、LAN2を使うIPv6 IPoE接続を設定・編集します。
「プロバイダー情報の設定」で、「ひかり電話の契約」は「契約していない」を選択します。
実際にはひかり電話を契約していますが、今回のようにホームゲートウェイの配下に置く場合は、この選択で合っています。YamahaのRTX830 Web GUIマニュアルでも、ホームゲートウェイ配下では契約の有無にかかわらず「契約していない」を選び、RAでIPv6プレフィックスを取得するよう案内されています。
| 管理画面の項目 | 今回の選択・動作 |
|---|---|
| ひかり電話の契約 | 契約していない |
| この選択によるIPv6プレフィックスの取得方式 | RA |
| 実際のひかり電話契約 | 契約ありのまま |
この選択は、電話の契約を変更する操作ではありません。XG-100NEからRTX830がIPv6の情報を受け取る方式を指定するためのものです。
なお、RTX830をONUへ直接接続する構成では条件が変わります。この記事の選択を、そのまま別の構成に当てはめないようにします。
参考:Yamaha「RTX830 Web GUIマニュアル」
v6 コネクトの「IPIP」を選択する
続いて、IPv4 over IPv6トンネルを使用する設定にし、サービスとして「v6 コネクト」を選びます。
「IPv4 over IPv6 トンネルの設定」画面に進んだら、「v6 コネクトの契約内容」で次の項目を選択します。
v6 コネクト IPv4 over IPv6 接続(IPIP)
同じ画面にDS-Liteの選択肢もありますが、今回の固定IPv4接続で使用するのはIPIPです。
ASAHIネットの情報を入力する
手動設定情報と、RTX830の入力欄は次のように対応します。
| ASAHIネットの手動設定情報 | RTX830の入力欄 |
|---|---|
| アップデートサーバURL | アップデートサーバーのURL |
| 認証用ユーザーID | 認証キー |
| 認証用パスワード | 認証パスワード |
| インターフェースID | インターフェースID |
| AFTRエンドポイントIPv6アドレス | IPv6アドレス |
| 固定IPv4アドレス | IPv4アドレス |
「認証キー」には、ASAHIネットの「認証用ユーザーID」を入れます。また、この画面の「IPv6アドレス」欄には、ASAHIネットから指定された接続先、つまり相手側のトンネル終端アドレスを入力します。
インターフェースIDは「後ろ4ブロック」を入力する
今回、特に分かりにくかったのがインターフェースIDです。
ASAHIネットの手動設定情報では、インターフェースIDがIPv6アドレスと同じ8ブロックの形式で表示されます。一方、RTX830のインターフェースID欄に指定するのは、下位64ビットに当たる後ろ4ブロックです。
たとえば、ASAHIネットの表示が次の値だったとします。以下は説明用の架空の値です。
0000:0000:0000:0000:1111:2222:3333:4444
RTX830の「インターフェースID」欄には、次の部分を入力します。
1111:2222:3333:4444
今回も、8ブロックを丸ごと入力したときには、インターフェースIDの入力エラーになりました。
IPv6アドレスでは、ゼロが続く部分を :: で省略できます。省略されている場合は、8ブロックに展開したときの後ろ4ブロックと考えます。今回の/64構成では、前半のプレフィックスをRAで受け取り、後半のインターフェースIDを指定します。
一方、AFTRエンドポイントIPv6アドレスは、指定されたアドレス全体を「IPv6アドレス」欄に入力します。 こちらを後ろ4ブロックに切り詰めるわけではありません。
入力後は、DNSサーバーやIPフィルターの設定、設定内容の確認へ進み、ウィザードを完了します。
5. DNS設定とASAHIネットへの更新通知
今回は、DNSが使えないことが接続の妨げになっていた
固定IPv4のIPIP接続では、IPv6プレフィックスの取得・変更に合わせてASAHIネットへ情報を通知する仕組みを使います。通知先がホスト名のURLなので、RTX830自身がDNSで名前を解決できることも必要です。
今回、GUIでIPIPの設定を完了した後のCONFIGには、通知用Luaスクリプトと起動時の実行設定が作成されていました。しかし、最初は通知が正常に完了していませんでした。
Macで通常のDNS問い合わせをすると、タイムアウトしました。
dig +time=3 +tries=1 www.google.com A
一方、外部のIPv6 DNSサーバーを明示すると、ASAHIネットの更新サーバーの名前を解決できました。
dig @2606:4700:4700::1111 v6update.asahi-net.or.jp AAAA +time=3 +tries=1
この結果から、少なくともMacから外部のIPv6 DNSサーバーまで通信できることが分かりました。そこで、IPv6全体が使えないと判断せず、普段使っているDNSの経路とRTX830のDNS設定を確認しました。
残っていたDNSの選択ルールを修正する
RTX830には、次の設定が残っていました。
dns server select 500000 dhcp lan2 any .
これはLAN2のDHCPで取得するDNSサーバーを選ぶ設定です。今回の状態では、そこで利用できるDNSサーバーを得られていませんでした。
YamahaのDNS設定では、dns server select が通常の dns server より優先されます。そのため、固定のDNSサーバーを追加するだけでなく、この選択ルールも見直しました。
今回実行したコマンドは、次の4行です。
これは今回のCONFIGに対する修正例です。実行前に、選択ルールの番号とLuaファイル名が自分のCONFIGと一致していることを確認します。
RTX830の管理画面で「管理」→「保守」→「コマンドの実行」を開き、実行しました。Macのターミナルに入力するコマンドではありません。
terminate lua file emfs:/v6connect_pd.lua
dns server 2606:4700:4700::1111 2606:4700:4700::1001
no dns server select 500000
lua emfs:/v6connect_pd.lua
各行では、通知スクリプトの停止、IPv6で利用できるDNSサーバーの指定、既存のDNS選択ルールの削除、通知スクリプトの再実行を行っています。
指定したIPv6アドレスは、Cloudflareが公開しているDNSサーバーのものです。
今回のファイル名には pd が含まれていますが、ファイル名がIPv6の取得方式を決めるわけではありません。 この環境ではRAを使う設定で、このスクリプトが動作しています。
更新通知の成功を確認する
DNS設定を修正して通知を再実行すると、ログで次の項目を確認でき、Webサイトも開けるようになりました。
Notification result is SUCCESS.
code=200
resultCode="0000"
message="OK"
上記は、成功時のログから確認項目を抜き出したものです。code=200 だけで判断せず、ASAHIネット側の処理結果である resultCode="0000" と message="OK" まで確認しました。
この経過から、今回の環境ではDNSの問題が更新通知の完了を妨げていたと考えられます。すべての環境で同じDNS変更が必要になるという意味ではありません。
また、その場でLuaを実行する操作と、起動時に自動で実行する設定は別です。今回のCONFIGには、次の起動時実行設定がありました。
schedule at 1 startup * lua emfs:/v6connect_pd.lua
これは今回のCONFIGの確認用抜粋です。すでに存在する場合は、同じ設定を重ねて追加する必要はありません。
6. 設定を保存し、再起動後の接続を確認する
Webサイトが開けたら、変更した設定が保存されていることを確認します。今回、管理画面の「コマンドの実行」では、実行結果に設定の保存も表示されていました。
このRTX830はmicroSD上の sd1:/config.txt から起動していたため、そのファイルが保存先・起動元になっていることも確認しました。microSDの使用自体が、v6 コネクト接続の条件というわけではありません。
固定IPv4で外へ出ていることを確認するには、RTX830配下のMacで次のコマンドを実行し、表示されたIPv4アドレスとASAHIネットから割り当てられた固定IPv4アドレスを照合できます。
curl -4 --max-time 10 https://api.ipify.org
これは読者が確認に使える方法です。-4 によってIPv4で通信し、外部サービスから見える送信元IPv4アドレスを取得します。
最後に、RTX830の管理画面から「管理」→「保守」→「再起動と初期化」を開き、再起動を実行します。
再起動後は、次の点を確認します。
保存したCONFIGで起動している。
RAでIPv6の情報を取得できている。
更新通知のスクリプトが自動で動き、通知が成功している。
Webサイトを開ける。
IPv4の通信ができ、外部から見えるIPv4アドレスが契約した固定IPv4と一致する。
今回の作業では、RTX830を管理画面から再起動した後も、更新通知の成功とインターネットへの接続を確認できました。確認した範囲はRTX830の再起動後の復旧であり、停電後の全機器同時起動や、その後のIPv6プレフィックス変更までを試験した記録ではありません。
XG-100NE配下でRAを選ぶ操作、IPIPの選択と入力値、DNSと更新通知、そして保存・再起動後の動作。この順に確認することで、管理画面の「接続」という表示だけでは分からなかった状態を確認できました。
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