営業メールだらけの、お問合せメールにうんざり
この数年で、Webサイトからのメールのほとんどが、営業メールになってしまいました。
迷惑メールフィルタで弾くこともできますが、それをすり抜けるメールがあったり「迷惑メール候補」扱いになったメールを、結局目にすることになったり。
精神衛生上よくないので、Makeをつかって仕分けすることにしました。
Makeをつかった仕分けフロー
Mailhookを使ってメールを受信
受信した内容をChatGPTに判断させる
判断結果に応じて処理を分岐
本当にお問合せだったら、メールを転送
営業メールは、Googleスプレッドシートに念の為記録
という流れになります。
今回は各ステップでの概要を解説します。
Mailhookを使ってメールを受信
お問合せフォームからのメールは、すべてMailhookで発行される独自アドレスに一度転送します。
こうすることでメールの内容をMakeに送信することが可能になります。
普段使いのメールアドレスのような受信件数が多い場合は、上記のような運用は難しいのですが、ウェブからのお問い合わせはそこまで多くないため、今回はこのようにしました。
受信した内容をChatGPTに判断させる
OpenAI App(モジュール)を利用することで、簡単にAIに情報を判別させることができます。
Mailhookで受信した内容を引数として呼び込み、その文章をAIに判断してもらいます。今回は
正規メールは「1」
それ以外は「999」
という判別結果を出してもらうようにしました。
判断結果に応じて処理を分岐
Makeでif文が使えるようになって、わかりやすく便利になりましたね(2026年4月6日現在、ベータ扱い)
分岐条件を「結果が1の場合」として、正規の場合とそれ以外の場合で処理を分岐します。
今回テキスト比較になってしまっていますが、1かどうかの判別なのでこのままでも動きますね。
本当にお問合せだったら、メールを転送
正規のお問い合せ扱いの内容は、makeからIMAPを経由して、転送したいメールアドレスに転送します。
この時、最初のメールから送信内容を引っ張ってくることができるため、AIのモジュールでは「正規メールかどうか」だけを判別してもらえばOKです。
こういった情報の取り回しができるのが、Makeのいいところですね。
実際にメールを転送すると、最初はエラーになりました。これは契約しているメールサーバが「海外からのSMTP送信をオフ」がデフォルトの動作になっていたためです。
こちらは設定画面から、オフにすることができました。セキュリティのトレードオフになるので、ご自身で判断の上設定を行ってください。
営業メールは、Googleスプレッドシートに念の為記録
営業メールを転送してしまうと、結局メールの数は変わりません。
かといって「どこにも記録しない」のも、万が一のことを考えると、お客様にご迷惑がかかります。
今回は「スプレッドシートに内容を記録する」ことで、万が一の場合の振り返りができるようにしました。
送信日時や内容を、新規行としてスプレッドシートに追加していきます。
営業メールを週一回くらい巡回チェックする仕組みが欲しい
ひとまずこの仕組みで、実際にどのように運用できるか、見ていきたいと思います。
営業メールに問い合わせが紛れ込んでしまうことは、ほぼないと思うのですが。
それらを再度チェックする仕組みがあっても良いなと思っています。
(自分が週一回チェックすると、結局営業メールを目にして、ストレスが生まれてしまうので)
その仕組みも、makeで作れると思いますので、必要に応じて構築したいと思います。
問い合わせメールの終焉と、改善したいこと
ウェブ運用をお客様に提案する、ウェブサイトを作る側の人間としては
ウェブからの問い合わせがあまりに役に立たなくなってしまった
ことは残念でなりません。
同時に「当社からお客様に、営業・ご紹介を行う」ことも。このご時世、内容に関わらずそれ自体が「嫌われる行為」だな、という認識も必要なのだと思います。
お客様の業務の不便に加え、お客様がデジタルツールを使う上での不便を、AIやデジタルツールで解決すること。
これらに取り組む必要性を、あらためて感じています。
お困りごとをお聞かせください。
Make(旧integromat)についてのご相談、ご依頼など。
頂いた内容については、3営業日以内の返信を心がけております。
Makeはできることが幅広いので、何ができるのかを一緒に考えていきましょう。
小さなことから、お気になさらずお気軽にご相談ください。
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