Webビューアの中身。計算フィールド?テキストフィールド?
データの表示用としてWebビューアを利用する
FileMakerで入力した内容を、FileMakerのレイアウトで表現するのではなく
- 表示用htmlを作成した上で
- Webビューアで表示する
場合。
htmlを生成するフィールドは
- 計算フィールド
- テキストフィールド
果たしてどちらが良いのでしょうか?
それぞれに特徴があります。
計算フィールドのメリット
計算フィールドの場合
- 関連するフィールドが変更された場合に
- すぐに内容が反映される
という、特徴があります。
そのため、表示の更新にラグがなく、常に最新の内容を表示することができます。
ただし、テキスト情報のキャッシュの生成にラグがあるのか(そもそもキャッシュがあるのかわかりませんが)レコードに移動した時に
- ちょっとだけ表示に時間がかかる
感じがあります。
とはいえ、一度表示してしまえば、そのあとは割とスムーズです。
テキストフィールドのメリット
テキストフィールドは計算フィールドと逆の考え方になります。
- フィールドを更新しても
- 任意で更新しないと、内容が更新されない
一見デメリットしかないように見えます。
ですが、
- レコードの内容を一気に修正して
- 終わってから内容を確認したい
といった用途の場合。
修正するたびに更新がかかってしまう計算フィールドでは大変不便です。
表示が長いHTMLの場合、更新のたびに
- 再読み込みがかかり、ページの最初に戻ってしまう
といったことも。
これでは途中までチェックしていた場合などはストレスですね。
どちらが良いかは用途による
ありきたりな表現ですが、どちらが良いかは「何をしたいか」によります。
- 計算フィールドだけ
- テキストフィールドだけ
で考えないことが大事になるかと思います。
今回の自社案件「校正用表示」の場合
自社のケースを動画にしています。
今回はテキストフィールドを採用していますが、どのような動きをするのか、ご覧ください。
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