動画と絵文字を含んだツイートをa-blog cmsから予約投稿する

「動画つき、絵文字付きツイート」とは

のようなツイートのことです。 

• ツイートに絵文字が含まれ
• 動画もあり
• ブログへの誘導リンクもある

このようなツイートを。Twitterから投稿するのではなく 

• a-blog cmsに投稿内容を準備し
• 予約投稿をする

ためのカスタマイズをご紹介します。 

a-blog cms側のカスタマイズ

最初にa-blog cmsのカスタマイズを紹介します。細かい部分を省略し、全体の流れを中心にご案内します。

絵文字を利用できるようにする

こちらの記事のカスタマイズを参考に実装します。 

• UTF-8の絵文字を利用する
• https://developer.a-blogcms.jp/blog/custom/entry-2720.html

特に怖いことはないのですが、自分の操作ミスもあるかもしれないので 

• 作業前に該当テーブルを複製しておく

ことで何かあった場合に、復旧することができます。 

エントリーにカスタムフイールドを作成する

エントリーを紹介するツイートを、エントリー内に作成します。 

• ツイート内容（テキストエリア）
• 動画（ファイル）

をそれぞれ作成してください。

動画はメディア機能を使用せず、ファイル形式（古くからある方のファイル形式）を利用します。 

こちらの方が、ファイルへのフルパスを取得しやすいのが理由です。 

専用のRSSを用意する

通常のRSSではエントリーのカスタムフィールドが利用できません。そのため 

• エントリーボディを利用した特製のRSS

を作成します。 

必ずツイート内容があるとも限りません。ツイート内容がない場合に備え、IF文を使って定型分も用意します。 

RSSのcomments部分に動画のパスを設定

RSSの項目はむやみやたらに増やすことができません。
今回は利用されていないcommentsに、動画へのパスを設定しました。 

動画がない場合は/archives/だけが表示されます。
この部分が後程利用されるので、覚えておいてください。 

Make側のカスタマイズ

RSSの内容を利用して、Makeというサービスを利用してツイートを作成、投稿します。 

ここからはMakeの説明になります。

投稿までの流れ

動画を投稿するシナリオのうち、ツイートに関連する内容です。 

全体の動きをまずは確認してください。 

RSSからエントリー情報を取得

RSSを定期的にチェックし、新しいエントリーがあったら、更新内容を取得します。 

RSSを登録する際 

• カスタマイズしたxmlファイルを含むRSSのアドレス

を指定します。 

コメント情報をチェックして分岐

RSSから取得したエントリーを1つずつ確認し、分岐します。 

• commentsが/archives/のみ
  →動画がない
  • 動画がなければ通常の投稿
• commentsが/archives/の後もある
  →動画がある
  • 動画があれば、動画つきの投稿

を行います。 

FTPモジュールを利用して動画を取得

この後は動画がある場合の動作のみ紹介します。 

該当動画を 

• 「FTPモジュール」を利用して取得

します。FTP情報は事前に設定してください。 

FTPでログイン後、ルートフォルダから動画までのパスは 

• comments

に記入されていますので、それを引き渡し動画を取得します。

動画付きのツイートを作成

ここまで来れば簡単です。 

• ツイートの内容を設定
• 動画アップロードを選択
• 動画を指定

すれば、準備は完了です。 

実際にツイートが投稿されるまで

Makeでは、作成したワークフロー（シナリオ）の動作タイミングを細かく設定可能です。 

指定した時間になると、シナリオが実行され、新しいエントリーがあれば、その内容に従ってツイートが作成されます。 

この仕組みの良いところ

間違いなく 

• 準備ができるところ

です。 

ツイートをしたいタイミングは、実際には営業時間中のことが多く。
その時に手を止めて投稿をするのは、非現実的です。 

予約ツイートであれば、上記の問題は解決します。
ですが、 

• ツイートの内容をFacebookページにも展開したい

といった場合は、予約ツイートではその課題を解決できません。

• エントリーに素材を仕込み
• いろんな公開に展開して利用する

ことができるのが、今回の仕組みの魅力になります。