「数字を見ることで、人は変わる」スマレジ導入インタビュー(オレンジポット様)
このインタビューは2018年2月に行われました。
現在(2022年5月13日)鈴木社長は会長職に就かれております。
また、インタビュー終了後、全店舗でのスマレジ導入を完了いたしました。
データファームの「スマレジ構築サービス」
実際にスマレジを導入いただいた焼きたてクレープ店「オレンジポット」を運営する有限会社ひと津の鈴木社長に、スマレジ導入前から実際に運用されてみてのインタビューをさせていただきました。
株式会社データファームでは
- タブレットレジに必要な機材購入から設定
- レジアプリ(スマレジ)設定
- 商品登録
- 配送から導入まで
を、お客様に変わり支援させていただくサービスを行なっております。
導入のきっかけ
データファーム
お忙しい中ありがとうございます。スマレジ導入のきっかけを教えてください。
鈴木社長
元々売上分析については、どこかのタイミングで「どうにかしなければ」と思っていました。 今までのレジでは「その日の売上をリアルタイムに売上分析までもっていくこと」が難しかったです。
鈴木社長
御社からご紹介いただいたスマレジではリアルタイムに各店舗の売上を知る、売上分析も同時に見ることができました。
これは挑戦する価値があると思い、御社の「スマレジ初期構築支援」をの利用を決めました。
ちょうど良いタイミングで軽減税率補助金のお話もありました。
当社の販売品目に軽減税率対象の商品があることも教えていただき「補助金利用によりレジ導入の実質負担をさげることができる、今がチャンス」と思い導入を決めました。
導入までの不安
データファーム
導入を決めるにあたり、不安もあったのではないでしょうか。
鈴木社長
レジを導入するにあたり、レジ機材を実際にみたりレジをテストをすることができたので、そこまで大きな不安というものはありませんでした。
自分たちの今まで使っていたレジを、タブレット型のレジに置き換えた場合にどうなるのか。 検証しながら進めることができたのも不安解消の大きな一面でした。
データファームの勝又さんのことは知っていましたので、信頼する方に安心して、レジの依頼をすることができました。
データファーム
ありがとうございます!
導入後、良くなったこと
データファーム
スマレジを導入しての変化・効果などがありましたら教えてください。
鈴木社長
売上分析がどこにいてもすぐに分かるようになりました。
スマートフォンから分析画面にアクセスするだけで、その日の売上状況も、何が何パーセントうれているかも一目で分かります。
今までは現場から報告をうけないと分からなかったものが、すぐに分かるようになったことが大きいです。
「売上分析をしたい」という目標を実現できた、というのが何よりも嬉しい成果です。
データファーム
ありがとうございます。そういっていただけるとこちらも嬉しいです。
鈴木社長
今まではスタッフの方に売上や店の状況を聞いたときに「今日はとっても忙しいです!」などの感想を交えた状況把握をしていました。
ですが、「忙しい」の度合いは人によって違います。度合いが違えば、こちらが思っているより売上の差に開きがあることがありました。
これでは、正確な現状把握というには難しい状況でした。 それがレジを変えてからは、お互いに同じ分析画面をみてすぐに売上が分かります。
「お互いが共通の数字で分かる大切さ」は確かにあるな、と思いました。
共通認識として数字ではっきり分かるようになったので、予算確認や売り場の現状把握がお互いにスムーズになりました。
なにより売上を数字で見て、グラフなどでより分かりやすく誰にでも同じように、いつでも分かる。
そうやって数字と向き合うことで、スタッフの売上に関する意識や向き合い方も変わって来ていると思います。
数字を見ることで、人は変わるんですね。
データファーム
売上分析を喜んでいただけて何よりです。
スマレジに入れ替えて現場のオペレーションに問題はありませんでしたか?
鈴木社長
タブレット型になることへの不安が多少はあったのですが、今は若い子に限らずみんなタブレットを使っています。すぐに慣れてしまいました。
実際に前のレジよりもボタンが大きくなり、確実に見やすく押しやすくなりました。
操作部分の窮屈さもなくなったので「この商品はどこにあるんだろう」とお客様の前で迷ったり探したりすることが減りました。
データファーム
導入の前に設置と簡単なレジ説明をさせて頂いたのですが、トレーニングモードがスタッフの方に好評でした。「実際のレジを使って練習ができるね!」と喜んでいらっしゃいました。
鈴木社長
導入前にトレーニングモードで練習できたことは良かったです。何より若いスタッフが率先して新しいレジを「使いやすい」と触ってくれました。
スタッフの前向きな姿勢にも助けられ、大きな問題はありませんでした。
導入後、不便になったこと
データファーム
レジが変わり今までの使い勝手と違うことで、不便になったことはありますか?
鈴木社長
特にないですね。不便になったことはないです。
しいていえば年齢層の高いスタッフの方が、慣れるのに少し抵抗があるかもしれません。
ですが慣れの問題だけです。今のレジより使いやすくなっているのは確かですから。
レジを入れるにあたりインターネット環境が必要だったり、という環境面の条件はありますが、今はどこでもインターネットを使っています。
そこまで大きな障害ではありませんでした。
データファーム
(テナントの都合でインターネットを開設できない店舗は、事前試験の上、WiMAXなどを導入し対応しました。)
今後、心配な部分はあるか
データファーム
今後は残り2店舗への導入が待っています。その後もレジをお使いいただく上で、今現在心配なさっていることはありますか?
鈴木社長
(少し考えて)特に大きな心配はしていません。
レジが使えなくなった時にどうするか、ということは考えなければいけませんが、レジ自体はタブレットでも以前のものでも、トラブルがあるときはありました。
そういう意味で、大きな違いはありません。
データファーム
そうなんですね。
鈴木社長
むしろこのレジを全店舗で導入することの可能性が無限大だと思っています。
だからワクワク、楽しみの方が大きい。
そういう意味では、このレジを通じて得た売上情報を元にさらなるデータの分析はしなければいけないと思っています。
今はそれができてはいないですから、心配とはまた別ですが今後の課題を感じているところはあります。
データファーム
とはいえ、導入してまだ1ヶ月少しで、特定の商品を限定した売上分析の質問が来た時には、正直ビックリしました。「早いなぁ」と。
鈴木社長
(笑い)
データファーム
分析画面では複数店舗のリアルタイム分析も簡単に可能です。残りの導入が楽しみですね。
導入後の社内・スタッフの変化
データファーム
レジを変えることで、社内や売り場スタッフに変化はありましたか?
鈴木社長
今まではレジから売上を抜き出し、それをエクセルなどで分析するまでに時間がかかってしまいました。
なので店長会議で売上分析が間に合わなかったり、どうしても情報を活用しきれない難しい部分がありました。そのあたりは改善することができました。
既にレジを導入した店舗については、リアルタイム売上分析の数字を使って会議を行っています。
データファーム
先日実際に店舗に伺ったのですが、販売が番号札のシステムにかわりスタッフの方に迷いがなくなったように感じました。
鈴木社長
あれは入れて良かったですね。
スタッフも番号札が出ることで、それをお渡しするだけでお客様を誘導できます。
以前はお客様用レシートを2部出力し、1部をお客様に、1部は店舗調理スタッフに渡していました。
そうすると似たような注文の方が並んだ時に、注文で呼ばれたお客様も自分の注文か分かりにくく、最悪商品の引渡しが間違ってしまう場合もありました。
それが今はお客様も番号を確認して取りに来てくださいます。
間違える原因がなくなったので、スタッフも心理的にも安心してお客様に接することができています。
データファーム
店舗で実際にレジとして使っているiPadにも店舗専用の分析画面を見れるようにし、店舗でも売上確認がグラフなどで一目で分かるようになりました。
最初にそれをご案内した時に店長さんが「…がんばろう。」と小さくつぶやいたのが印象的でした。
鈴木社長
やはり先ほども言いましたが、現場と本部が同じ数字を見て、状況を把握したり目標への達成について話し合いができるようになったのは大きいと思います。
数字の羅列で状況を知るのと、一日の販売金額の推移をグラフでみるのでは、売上に対する意識が違ってきます。
レジを打つスタッフは、常に同じ人とは限りません。
そうすると自分がレジを打った記憶と、実際お店で売れている商品数の差に驚くんです。
自分が休憩に入った時間、いなかった時間に「この商品がこんなに売れていたのか」と客観的に見ることができます。
自分一人の感覚も大事ですが、実際の店舗の正確な数字を把握することで、また新たに感じることはあるんですね。
それが先ほども言った「お互いが共通の数字で分かる大切さ」だと思います。
データファーム
実際にレジ構築で現場に伺った時に、出て来たリクエストの多さにびっくりしました。
「ケチャップ無し」「マヨネーズ無し」などの0円のオプションも追加してほしい、と。
鈴木社長
我々の場合はお客さまの小さなニーズにも対応しますので、そういった要望にも対応します。
今まではレジ商品にないものは、手書きで店舗用のレシートに書いていたのですね。
そうするとレジをうってボールペンに持ち替えて、追加事項をそれぞれのレシートに書いてお客様と現場に渡す、といった手間が発生していました。
忙しい時間だと手書き自体が読みにくくなったり、別のことをやろうとして忘れてしまったり。
そういう現場の悔しさがやっぱりあったんです。
今回レジを入れ替えることで、そうした現場のニーズをくまなく取り入れることができました。
レジの機能を他のスタッフが見ることで「こんなこともできるのなら、他にもこんなこともできますか?」という意見が出てきたことも大きな変化です。
今までは「無理」とあきらめていたことが、できるようになりました。
データファーム
オプションの項目が本当にスクロールするほど長くなりました。
鈴木社長
確かに長いですね(笑い)でもそれでいいんです。 お客様から注文を頂いた時に、細かな注文も全てレジに入力して、終わらせることができるのが大事なんです。
データファーム
レジが変わることで私たちも現場でどのように受け入れられるのか心配だったのですが…。
実際に見せると店舗の方がみなさん驚き喜んでくださったので、本当に励ましていただきました。
鈴木社長
(笑い)
導入を検討している方に
データファーム
スマレジを検討している方に、ひとことあればお願いします。
鈴木社長
タブレットレジと一口にいっても簡易的なものから売上分析できるものまで幅広くあります。 実際に他のレジの引き合いもあり、金額を含め様々に検討しました。
以前使っていたレジの時にも「投資だと決意」して導入しました。
ですからレジの入れ替えは私自身簡単なものでないと分かります。
以前のレジを導入時にも「今後の経営には売上把握が必要不可欠だ」とチャレンジの気持ちで導入しました。
今回も同じように「今後の経営にはリアルタイム売上分析は必要不可欠だ」とチャレンジの気持ちで導入を決めました。
そして導入後すぐ、基本的な売上分析は実現できています。
今スマレジの導入に興味・検討している方にとっては良いチャンスだと思います。
どちらにしても。未来の変化に対応するため、一手を打つ必要はあるかと思います。
データファーム
ありがとうございます。AIなどを利用するにしてもまずは店舗の情報がデータになってないといけません。
そういう意味でもタブレットレジ導入支援はお役にたてるかと思います。
今日は長い時間、本当に時間ありがとうございました。
鈴木社長
こちらこそありがとうございました。
お困りごとをお聞かせください。
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