静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・るで「スプリンギンを楽しもう!」の講座を担当しました。
小学生を対象にした「スプリンギン講座」の講師をさせていただきました。
- スプリンギンを楽しもう! 講座の様子(2022年1月30日開催)
- こちらに写真・動画・テキスト満載の詳細なレポートがあります。ぜひご覧ください。
わたくしごとになりますが、子供が二人とも通っている静岡市にある「静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・る」
行き届いたスタッフさんのケア、なにより「こどもによる こどものための こどものまち」というコンセプトに基づいた子供バザールをはじめとした取り組みが大変に先進的で素晴らしい施設です。
普段子供がお世話になっているので何かボランティア恩返しができればと思っていたのですが、今回このような機会をいただきました。
スプリンギンとは
Springin’(スプリンギン)は文字を使わず直感的な操作で、オリジナルゲームや絵本などが作れる創造的プログラミングアプリです。
iOS、アンドロイドで動作し、無料で始めることができます。
講座にあたって気をつけたこと
スプリンギンは私の子供二人も、すでに一年以上楽しんでいます。長男は特に没頭し、スプリンギンのコンテストで「サウンド賞」を頂きました。
「FUKUOKA Creators Award2020」優秀作発表
自分の子供にプログラミングを楽しんでもらう。あわよくば好きになってもらうために気をつけたこと。これらを講座でも実践できるように気をつけました。
些細なことでも褒める、間違っていても褒める
子供の好奇心や自発的な興味。これらを見つけて、認めて、増やしていく。気持ちを削がないようにする。これを一番気をつけました。
- 子供が頑張っていることを「きちんと言葉にする」+「褒める」
- 間違っていることでも「いいね」と褒める+「こうしたらどうかな」と提案として訂正内容を伝える
- 「いいね」「そうきたか」「すごいね」ポジティブな言葉を並べる
単純なことかもしれませんが、これらをたくさんやれるように気をつけています。
実際の講座の様子(20秒)ほどに気をつけた様子がよく表れていました。画面の隅の方での私と子供のやりとりに、そんな様子が伺えるかと思います。
指示した通りに子供が「できない」「やらない」こともあります。その時に子供に「違う」と言わずにどの言葉に置き換えるか。「そうきたか」などの言葉もありますが「それもいいね」と伝えることで、訂正内容もポジティブに伝わるな、と今回改めて発見しました。
実際にやってみて
当日私の確認不足で、スライド中心ではなくハンズオンで行うことになりましたが、結果としてはその方が良い結果となりました。 最大10人程度でしたが、施設のスタッフの方、後述しますが私の長男が「こどもの経験者スタッフ」として動いてくれたので、十分にケアすることができました。
同じ小学生に先生として働いてもらって
今回先生として参加した小学校4年生は、私の子供であり以前にスプリンギンのコンテンストで入賞経験もあります。
スプリンギンの操作や経験値は彼の方が圧倒的に高いため、彼にも「先生側」として働いてもらいました。
実際にやってみると「小学校4年生がハンズオンで臨機応変に質問にこたえる」というのはかなり負荷が高い内容でしたが、自分から提案したり、お願いしたサポートも無事にこなしてくれたり。とても助かりました。
最後に彼が作ったワーク(フライングマン)をみんなの前でプレイしました。「こんなものが作れるのか!」ということを、作品に加えて、実際に作っているも合わせて伝えることができたのは、参加者にとっても本人にとっても、豊かな経験になりました。
参加者の反応
参加者のアンケートも頂きました。全員が「楽しかった」という結果で一安心しました。講座で時間をかけて作ったものを「家の人に見せたい!」という子もいました。小学校2年生から6年生まで、特に学年で区別することなく講座を行ったのですが、誰もが飽きることなく取り組むことができました。
講座の後半は作ったものを改良する造り込みの作業でしたが、その頃にはいろんな声やら集中が入り乱れて、会場全体が「楽しい」の空気でいっぱいになりました。終わる時間になると誰もが後ろ髪を引かれ、まだまだやり足りない、というスプリンギンならではの空気で、講座をやらせてもらってよかったな、と思いました。
最後に
まあるのスタッフの方には、講座の開始、修了の取り式を始め、講座中のサポート、撮影と大変お世話になりました。担当のハッチ先生、本当にありがとうございました。
また次回があるのかわかりませんが、アンケートの自由入力欄には「楽しかった」「またやりたい」「家でもやりたい」という言葉をいっぱいもらっているので、ぜひこの続きをみなさんの家庭でやってもらえればな、と思います。
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