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a-blog cms Training Camp 2025参加報告 (と、個人的な感情の驚き)


今回音声が全体的に小さくなってしまっております。 申し訳ございません。
聞きづらいのですが、そのままアップさせていただきました。

先日開催された「a-blog cms Training Camp 2025」に参加し、想像以上に多くの収穫がありました。

個人的にも本当に満足できる内容で、参加してよかったと感じています。

中でも特に印象に残ったのは、菅原さんの「a-blog cms Ver. 3.2 の V2モジュールと Twig記法を導入してみて」のセッションです。

内容がとても真っ当で、実践的で、分かりやすく、聞いていて本当にありがたいと思えるものでした。

「慣れた基本」が「制約」と感じられるという視点

セッションの中で、私自身にとって非常に興味深かった気づきがありました。

それは、長年使い続け、当たり前のように受け入れてきた a-blog CMS の「基本」も、新しく触れる人にとっては 「制約」や「制限」 として映る、という話です。

だからこそ、制約のない Twig が「より便利」と感じられるのは自然な流れであり、その指摘はとてもまっとうだと感じました。

18年の関わりがもたらす、言葉にしにくい感情

しかし、この Twig に関する話を聞いたとき、私は論理的というよりも、もっと感情的な反応に直面しました。

最初の印象としては、どこか ジェラシーのような、センチメンタルのような、説明しがたい気持ちが湧いたのです。

振り返ってみると、私がa-blog cms に初めて触れたのは2007年頃です。

当時のブログにログが残っているのですが、2007年に非公式合宿に参加し、a-blog cms のアルファ版のようなものに意見を言ったり、考え方を教わったりしていました。

気づけば、もう 18年 もこの仕組みと関わっていることになります。

一人の人間が成人するほどの時間を、このCMSと共に過ごし、仕事をし、生活を支えてもらってきました。

そう考えると、「今の基本を、そんなふうに言うなよ」と思う気持ちが一瞬出てくるのも、自分でも理解できるところがあります。

新しい基本に向き合うことで、次の扉が開く

ただ、そのセンチメンタルさを経て、気持ちは次の段階に移りました。

正直なところ、「a-blog cmsのいつもの記法」で書いたほうが、早いと感じる場面があるのは事実です。

しかし、それだけではいけない。 

開発の方々が、必要だからこそ新しい基本を用意してくれたわけです。

使わずに旧来の記法に留まっていると、その努力も意味をなさなくなってしまいます。

だからこそ、長年関わってきた私自身が、新しい基本にきちんとコミットし、

「前の基本も良かったけど、新しい基本はもっと便利に使えるね」

と言えるようにしていかなければならない、と強く感じました。 

古いものに別れを告げるというよりも、次の扉を自分から開く という姿勢が大切なのだと思います。

AIツールとの出会い:「カーソル(Cursor)」を使い始めて

もう1つ、今回のキャンプで個人的に大きな変化がありました。

谷口さんのセッションをきっかけに、今まで触っていなかった カーソル(Cursor) を試し始めたことです。

まだ本格的にコードを書いているわけではありませんが、Cursorは想像以上に プロジェクトの構造をよく理解した上で、対話的にコードを書き換えてくれる ことに驚いています。

試しに a-blog cms の継承構造について説明させてみたところ、しっかり理解してくれましたし、対話の中できちんとルールまで提示してくれました。

もちろんチェックは必要ですが、今のところほぼ問題ありません。

AIがコードの領域でここまで実用的になっていることに、改めて感心と感動を覚えています。

以前トライしたときはすぐに離れてしまったのですが、今回改めて触ってみて、ようやく「しっくり」くる感覚がありました。

これも谷口さんのセッションのおかげだと思います。

動画の中の参考リンク


動画へのリンク

今回音声が全体的に小さくなってしまっております。 申し訳ございません。聞きづらいのですが、そのままアップさせていただきました。


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